■ ディリータとオヴェリア ■

「…騎士はお姫様と結婚し、畏国に平和をもたらしましたとさ」

ディリータ王様バージョンと、短剣持ったオヴェリア姫。
この絵にどういう経緯が隠されているかは、
ゲームをクリアして、エンディングを見た人なら御存知でしょう。
もちろん、スタッフロールが終わるまで全て見届けた人に限られますが。

ラストのディリータの言葉を聞いて思ったこと。
あの一連の物語の中で、ラムザは何を手に入れたのでしょう?
私なりの答えは一応あるのですが、ありきたりすぎるので秘密です。
皆さんは何だと思いましたか?

ディリータはオヴェリアを愛していたのだろうけど、
そこには妹ティータの面影を少なからず投影してたのではないかな。
オヴェリアはディリータを好きだったのだろうけど、
それは恋というよりむしろ、すがるような切望の表れだったのかもれない。
そこに「友愛」や「盲目」があったなら、ああはならなかったのだろうけど。
共感と同情で結ばれながら、互いを信じきることができなかった2人。

個人的にオヴェリアのテーマ曲だと思うのが、
新居昭乃のアルバム「RGB」収録の「ばらの茂み」。

「僧院の屋根に降る雨 ばらの茂みにもひそかに」

「誰もがみんな役に立つことをしてる 私以外は
大きな門の鍵にさえすることがある
こんな午後はいけない子供だった私の髪にも
金の雨が降るの 魔法みたい」

素朴な片田舎に住む、おとなしくて空想好きな少女のイメージ。
静かで優しい曲調は、どこか切ない望郷を感じさせます。

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※2009・修正&背景差し替えしました※
背景はロンドン塔の写真をもとに作ってみました。

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