■ 惨劇の痕 ■
FFTの同名タイトルイベントより。イズルードとアルマです。
めっちゃ泣けます、このイベント(T-T)。
セーブデータ持ってる人は今すぐブレイブストーリーを再生しよう(←扇動すな)!
↓以下ネタバレ注意(OKな人だけ反転させて読もう)↓
イズルードは神殿騎士団長の息子、アルマは異端者(にされた主人公)の妹。
つまり対立する立場なんですね。
で、イズ君は父の野望を知らずにその片棒をかついで(?)アルマをさらう。
ところが色々あって、イズ君は実の父が魔と契約してることを目の当たりに。
「父は…あいつは父上じゃない…聖石の力によってルカヴィに…」
他ならぬ父の手に掛かり、自分のあやまちに気付くも、時すでに遅し。
「お願い、もう喋らないで…」
「皆に…伝えてくれ…戦争なんて…やってる場合じゃない…協力して立ち向かわないと…
け、剣はどこだ…! くそ…腕が…動かない…」
「大丈夫よ、安心して。大広間に「あいつ」の死体があったわ。
兄さんが倒したのよ。だから大丈夫、あなたが戦う必要はないの…」
「本当か…? そうか…なら、安心だ…。
オレの…上着の中に…聖石がある…それを…きみの兄貴に…」
「必ず兄さんに渡すわ」
「頼んだぞ…。ふぅ…疲れた…眠い…少し眠るよ……」
最期に、自分の持つ聖石をアルマに託して息絶える…というわけです。
いつもより丁寧に描きましたとも、ええ(爆)!
でも描きながら「パイシーズって上着に入ってたんだし、やっぱ血まみれだよな」とか、
血痕描きすぎたらグロくなったので慌てて薄くしたり(しかもレイヤー名に「血。」って付けてた)、
アルマの頭にはちゃっかりアホ毛生やしてるし…(顔なんて画面上で描きなおしたよ)、
「神殿騎士ってアルテマ復活させて何したかったんだ?」と今更疑問を持ったり…。
そういや流血瀕死絵(笑)を描くのは仕事絵以来ですな。
やっぱアレだよ、美形の流血は「グロ<耽美」でなければっ(>△<)!
自分的ポイントは「微笑」であります。
アルマは死にゆくイズ君を安心させようと「大丈夫よ」と言い続ける。
イズ君はこのとき目が見えなくて、アルマが泣き顔(ゲーム画面じゃ判らんが)だと知らない。
(ほんとは片目閉じてるんだけど、描きにくかったので虚ろな両目にした)
しかも自分が死ぬって自覚はなく、休んだらまた戦えると思ってる(セリフから推測するに)。
イズ君はおそらく、父やグレバドス教会の唱える理念を疑いなく信じたのでしょう。
それこそラムザやディリータと同じように、形は違えどイヴァリースの安寧を望んだ。
(ウィーグラフよりは理想主義っぽい気もする。思想は似てそうだけど、ぼんぼん育ちだろうし)
もし、主人公と違った出会い方をしていたなら…?
姉のメリアドール同様、いい仲間になれただろうにと悔やまれる人です。
それゆえに主人公と対立して、アルマと出会って、父に裏切られて…。
青二才と言えばそれまでなのですが(というか、プレイヤーによっては未成年か?)
やっぱり最期まで青二才で、でもれっきとした騎士なのであります。
決して中核のエピソードではないけれど、切ないお話でした。
…おぉ、めっちゃ長くなってしもうた(^-^;)。
FFT仲間・引き続き募集中です(笑)。
兄← →姉と父
簡単人物相関図。せっかくなので並べてみる(笑)。
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